子どもが小さい頃、
子どものお友達のお母さんが話していた事。
「○○ちゃんは良くできるね~!
いい子だね~。
それに比べて、うちの子は
も~、嫌になっちゃう!
何もできなくて馬鹿なんだから!」って
本当に何度も、何度も繰り返し言います。
その人の子どもの前で言わなかったから
ほっとしたものの、なんで、言うのかな~。
もっと褒めてほしいな~。って思ったものです。
その子には必ず良いところがあります。
お母さんに見えていないだけです。
もしかしたら、謙遜して言っているのかもしれません。
謙遜だったとしたら、堂々と褒めてほしいな~って思います。
自分の子どもと他人の子どもを比べて悩みます。
なんで、あの子はできて、うちの子はできないんだろう。って。
比べる必要はないのに、比べて悩みを作っています。
子どもの事に限らず、人は、いろいろな事を比べて
自分から悩みを作っています。
あそこのご主人は一流企業に勤めていて
お給料が凄いんだって!
それに比べて、うちの旦那さんなんてね~。
あそこのお嫁さんは気が利いて、やさしくて、
すごくいいお嫁さんなのに、うちの嫁ときたら・・・。
兄弟なのに、どうしてこうも違うのかしら、
上の子は優しくておとなしいのに、下の子は元気すぎる!
あそこの店員は明るくて愛想が良いのに、
ここの店員は不愛想で、気分が悪い。
あの人は元気にお仕事で来ているのに、
私は、元気に仕事が出来ない。
あの人は結婚したのに、私は結婚していない。
などなど・・・・。
色々な場面で色々な事を比べて、色々な感情が出てきます。
感情が出るだけなら良いのですが、悩みも出て来ることも
比べると、なんでだろうって悩むきっかけになったり、
比べられた相手は嫌な気持ちになります。
比べた相手から恨まれるかもしれません。
喧嘩になり兼ねないかもしれません。
比較をしなければ、嫌な気持ちにもならないし、
恨まれることも、喧嘩になることもありません。
悩んだり、ネガティブな思いが出て来たり、
恨んだり、恨まれたり、喧嘩になったり・・・。
こんな状態だったら、運も下がる一方です。
運、下げたくないですよね~。
それだったら、
何事も比べない事が大切だと思います。