NVC(Non-voilent communication)

NVC

昨年から少しずつ「NVC」を学んでいます。

「NVC]とは
Non-voilent communicationの略で
(非暴力コミュニケーション/共感的コミュニケーション)
アメリカの臨床心理学者カール・ロジャーズ博士の弟子、

マーシャル・B・ローゼンバーグ博士によって1970年代に
体系づけられた、コミュニケーションの方法です。

思考で判断・批判・分析・取引などをするかわりに
自分自身と相手の心の声に耳を傾け、感情、
ニーズ(大切なもの)を明確にしていく。

誤解や偏見からではなく、共感的な繋がりを
創る事により、心からコミュニケーションを
することをめざしていきます。

現在は、基礎講座と実践対話(ロープレ)の
講座は来年の春まで続く長い講座です。

NVCを学ぶなかで、
マーシャル・B・ローゼンバーグ博士は、
初めの2年間は自己共感だけをする!と
伝えていたほど、自己共感は大切なようです。

どのような時に自己共感を行うかというと
心がざわざわした時、嬉しいとも楽しい時にも
自己共感をします。

NVCを学ぶ前までは自己共感をする事は
皆無に等しかったと思います。

なので、昨年からずっと、自己共感。
心がざわざわした時も、嬉しい時も
自己共感をしています。

例えば、嫌な事を言われて凄く怒りが沸いたとき、
嫌な事を言われて、悲しいね~。
ショックだよね~。なんか、がっかりしたし、
怖かったよね~・・・・。
という感じに自分自身に共感します。

しかし、怒りの感情が強い時や、嫌な気持ちが
強い時は、自己共感どころではありません。
直ぐには上記に書いたようには出来ず、
心が落ち着いてようやく自己共感が出来ます。

自己共感の後は、ニーズ(大切なものを)探します。

上記に書いたことで言えば、
この時のニーズは、思いやり・配慮、気遣い。

嫌な事を言われたとき、これらが満たされないから、
怒りの感情が沸いてきた。

満たされないって、なに?と思いますよね。

満たされない=ニーズ・大切にしていることが
大切にされていないという事。

私は、人に対しては思いやり・配慮、気遣いが大事。
だから、人に対して、嫌な事を言っていけない。
という事です。

嫌な事を言われて、悲しいね~。
ショックだよね~。なんか、がっかりしたし、
怖かったよね~・・・・。
という感じに自分自身に共感した後は、

私が大事にしているのは、
思いやり・配慮、気遣いが大事だよね~。と
いう感じに自分に伝えます。

そうすると、だんだん気持ちが落ち着いていきます。

ちょっと不思議ですが、心が落ち着きます。

こうして、
自己共感を続けていくと、
自分自身と深く繋がり、自分を大切に
自分に優しくすることができるようになります。

自分の感情に耳を傾けて、自己共感していませんか?
自分自身に深く繋がる事が出来るようになりますよ~

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NVCの3つの意図:
・過去からのしがらみのない、お互いの人間らしさが見えるつながりの質をめざす

・お互いのニーズ(大切なもの)が満たされることを、同じくらい大切にする
・行動を起こす時は、喜びから行えることをめざす

NVCの4つの要素:
・観察(Observation)
・感情(Feeling)
・大切なもの/ニーズ(Needs)
・リクエスト(Request)

 

 

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