「独り言」というと、ぶつぶつとつぶやいてる
様子を想像すると思いますが、感情や行動を
左右する「特別な独り言」があります。
特別な独り言とは「心の中の自分に語りかける」
セルフトークというものです。
自分が心の中で考えていることは常に
行動に影響して、自分が何かを考えているときは
いつでもセルフトークしていることになります。
セルフトークは自分の考え癖や傾向が顕著に現れます。
無意識に行っているセルフトークを意識することで、
自分の物事の捉え方を客観視することができ、
自己理解を深めることができます。
自分を否定的に評価するマイナスなセルフトークを
自分が本当に望むプラスのセルフトークに
変えてあげればよいのです。
では、どのように変えればよいのか・・・。
まず、自分が普段どんなセルフトークを
しているか、簡単にメモをしてみましょう。
特にネガティブな感情やポジティブな感情を感じた時に、
どんなセルフトークをしているのかメモをします。
セルフトークというと難しいかもしれませんが、
簡単に言うと、ふと、頭に思い浮かんだ言葉や
思ったことです。
例えば、
発表会などの時に「きっとまた失敗をする」とか
「どうしよ~!出来ない!」って思った事です。
ネガティブなセルフトークとポジティブな
セルフトークのどちらもメモします。
メモをする事で、普段の自分のセルフトークが
見えて来ます。
そして、セルフトークの書き換えをします。
例えば、
「またきっと失敗する」というネガティブな
セルフトークを「ベストを尽くせば大丈夫」という
ポジティブなセルフトークに変えます。
慣れて来たら、メモをしなくても大丈夫です。
頭に思い浮かんだネガティブな言葉を打ち消して、
ポジティブな言葉に変えていけばよいのです。
是非、やってみてくださいね。