私たちの物の見方や考え方、感じ方を制限する「信念」や
「思い込み」のことをリミッティング・ビリーフと言い、
全部で24つあります。
下記から自分に当てはまるものがあるかをチェックしてみてください。
1つでも当てはまるものがあれば、リミッティング・ビリーフを
無意識に持っている可能性があります。
複数当てはまる方や1つでも深く当てはまる方は、よりその可能性が高くなります。
1・《生存》に関するリミッティング・ビリーフ
《生存》に関するリミッティング・ビリーフは5つあります。
【リミッティング・ビリーフ】 自分の性別であってはいけない
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【主訴】
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異性と近づくことに違和感を感じる
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(女性が)女性らしい格好をしない(スカートを履かない、
女性らしい色の服装をしない、短髪、化粧をしない) -
(女性が)ことさらに女性らしい格好にこだわる
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「女らしさ」「男らしさ」という言葉に過剰反応する
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同性に対して批判的、攻撃的になる
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「(女性で)男にだけは負けたくない」という気持ちが強く、
意地になって働く。やられたらやり返す(「女だからって、なめるなよ・・・」) -
生きていて何か違う感じがする
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月経前症候群(PMS:Pre-Menstrual Syndrome)
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月経不順、生理痛、不正出血
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不妊
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更年期障害
【刷り込みの場面】-
親から「お前は異性に生まれてきて欲しかった」
「男(女)の子だったから、お父さん、お母さんはガッカリした」等と言われた -
親が異性の兄弟、姉妹ばかりを可愛いがった
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親から「お前みたいな性格は異性に向いている」と言われた
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(女の子が)「男の子には負けるな」「女に生まれたら損」
「女は勉強や仕事をしなくていい」「女はお嫁さんになるのが一番の幸せ」等と
母親から言い聞かされた -
(男の子が)「男は可愛くないからダメ」「男はやさしくないからダメ」等と
言い聞かされた -
性的虐待を受けたことがある(「私が女だからこんな目に遭うんだ・・・」)
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リミッティング・ビリーフは、「自分らしい思考や感情、行動」を
実現しようとすると否定的に作用し、悩みや苦しみ症状等を作り出します。
そして「自分らしさ・本来の自分」から遠のいてしまうのです。
次回は 「 愛着(愛情)を感じてはいけない 」についてです。