私たちの物の見方や考え方、感じ方を制限する「信念」や
「思い込み」のことをリミッティング・ビリーフと言い、
全部で24つあります。
下記から自分に当てはまるものがあるかをチェックしてみてください。
1つでも当てはまるものがあれば、リミッティング・ビリーフを
無意識に持っている可能性があります。
複数当てはまる方や1つでも深く当てはまる方は、よりその可能性が高くなります。
1・《生存》に関するリミッティング・ビリーフ
《生存》に関するリミッティング・ビリーフは5つあります。
今日は、生存に関するリミッティング・ビリーフの最後です。
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【リミッティング・ビリーフ】見えてはいけない【主訴】
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対人恐怖症
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存在感を示したり、目立ったりするのが苦手、恐い
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自己主張ができない
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周りのみんなと同じ、横並びでないといけないと感じる
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他の人がしていることが気になる
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(目立つので)好みの服を買えない。買っても着れない
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大きな声を出せない(「声が小さい」と人から言われる)
【刷り込みの場面】-
すぐに暴力を振るう、いつも大声で怒鳴る等、とても恐い親だったので、
親に見つかって怒られないように、いつも隠れて目立たないようにしていた -
人から見える存在だと叩かれるので、隠れるようにしていた
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親から「目立ってはいけない」「出る杭は打たれる」等と言われて育った
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親が目立たない人だったので、それを見て「自分も目立たない方がいい」と思い込んだ
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親が目立つ人だったので、それを見て「自分は目立たない方がいい」と思い込んだ
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リミッティング・ビリーフは、「自分らしい思考や感情、行動」を
実現しようとすると否定的に作用し、悩みや苦しみ症状等を作り出します。
そして「自分らしさ・本来の自分」から遠のいてしまうのです。
次回は《人間関係》に関するリミッティング・ビリーフです。
「 人に近づいてはいけない 」についてです。