私たちの物の見方や考え方、感じ方を制限する「信念」や
「思い込み」のことをリミッティング・ビリーフと言い、
全部で24つあります。
下記から自分に当てはまるものがあるかをチェックしてみてください。
1つでも当てはまるものがあれば、リミッティング・ビリーフを
無意識に持っている可能性があります。
複数当てはまる方や1つでも深く当てはまる方は、よりその可能性が高くなります。
1・《人間関係》に関するリミッティング・ビリーフ
このビリーフは4つあります。
【リミッティング・ビリーフ】「 人に近づいてはいけない 」
-
人を信用できない
-
人を信用するという意味、感覚がわからない
-
人との距離感がわからない
-
嫉妬心が強い(パートナーを疑っているから)
-
グループ内で自分の悪口を言われているような気がする
-
「人を信用しなくてはならない」「人を信用したい」という想いが強過ぎる
-
自分の理想に合った「信用できる人探し」をしている
-
信用できない人、嫌いな人に近づいては、裏切られる経験を繰り返す
-
境界性・自己愛性・反社会性・演技性パーソナリティ障害(たとえば、境界性の場合、信用できる人かどうかの確認を繰り返すが、決して信用はしない)
-
親が、普段は優しいのに急に怒って体罰を加えるといったように、態度を突然変える人だったので、安心して信用できなかった
-
親がすぐに約束を破る人だった
-
親から裏切られた経験がある
-
親から無条件の愛を与えられなかった
-
親から「人を信じてはいけない」と言われて育った
リミッティング・ビリーフは、「自分らしい思考や感情、行動」を
実現しようとすると否定的に作用し、悩みや苦しみ症状等を作り出します。
そして「自分らしさ・本来の自分」から遠のいてしまうのです。
次回は《人間関係》に関するリミッティング・ビリーフ
「 人を信用してはいけない 」についてです。