私たちの物の見方や考え方、感じ方を制限する「信念」や
「思い込み」のことをリミッティング・ビリーフと言い、
全部で24つあります。
下記から自分に当てはまるものがあるかをチェックしてみてください。
1つでも当てはまるものがあれば、リミッティング・ビリーフを
無意識に持っている可能性があります。
複数当てはまる方や1つでも深く当てはまる方は、よりその可能性が高くなります。
1・《人間関係》に関するリミッティング・ビリーフ
このビリーフは4つあります。
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子どもであってはいけない【主訴】
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「ああしろ、こうしろ」と、人に対して指示的、支配的になってしまう(親的な立場を取りたがる)
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何でも率先してやらなければ気がすまない
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本当は自分が面倒を見て欲しいのに、人の面倒をみる役回りになってしまう
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かわいそうな人に過度に共感的で、同情的(カウンセラー、セラピスト、医師、看護師、福祉関係者等)
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誰からも気に入られたい気持ちが強く、人からどう思われるかが気になる
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人に気を使いすぎる
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誰に対しても常に「いい子」「いい人」であろうとする
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人に合わせて本心でないことを言ってしまう
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わがままを言えない
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人に甘えられない
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感情表現が苦手で、喜怒哀楽の感情を自然に表現できない
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「欲しい/いらない」「好き/嫌い」といった意思表示ができない
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人前ではしゃげない
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子どもや子どもっぽい人が苦手で、見ているとイライラする
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パニック症(広場恐怖、パニック発作、予期不安)
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全般性不安障害
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対人恐怖症
【刷り込みの場面】-
親のしつけが厳しかった
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両親とも真面目で、いつもきちっとした人だった
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親から過度な期待をかけられた
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親から「あなたはお兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだから」と言われて、甘えさせてもらえなかった
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親から「泣くのは赤ちゃんだけよ」等と言われ、子どもっぽい振る舞いを許されなかった
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自由や楽しみ、子どもらしい活動を禁止されていた
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いつも「良い子」を演じることで、親から愛されようとした
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子どもの頃に父親を亡くし、「自分がしっかりしなくては」「自分が残りの家族の面倒を見よう」と決断した
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両親のケンカが絶えず、それを見るたびに「自分が何とかしなければ」と思っていた
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いつも親が大変そう(忙しそう)にしていて、「自分だけ遊んではいけない」「自分もシッカリしなければ」と決断した
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うつ状態の親を喜ばせようとしたり、子どもの頃から親の感情の面倒をみて、「自分が親を幸せにしてあげよう」と決断した
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性的、肉体的虐待を受けたときに、「子どもだからこんな風に虐げられたんだ」と思い込んだ
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リミッティング・ビリーフは、「自分らしい思考や感情、行動」を
実現しようとすると否定的に作用し、悩みや苦しみ症状等を作り出します。
そして「自分らしさ・本来の自分」から遠のいてしまうのです。
次回は《成長》に関するリミッティング・ビリーフ(6つ)
「親から自立してはいけない」についてです。