私たちの物の見方や考え方、感じ方を制限する「信念」や
「思い込み」のことをリミッティング・ビリーフと言い、
全部で24つあります。
下記から自分に当てはまるものがあるかをチェックしてみてください。
1つでも当てはまるものがあれば、リミッティング・ビリーフを
無意識に持っている可能性があります。
複数当てはまる方や1つでも深く当てはまる方は、よりその可能性が高くなります。
《自己重要感》に関するリミッティング・ビリーフ(4つ)
欲しがってはいけない
【主訴】
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人を優先して考える。自分は二の次。「家族のため」「親のため」と考えていることが多い
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人に頼みごとができない。罪悪感を感じる
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自分が欲しいものを「欲しい」と言えない
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「どうしたいの?」と聞かれても答えられない。「何でもいい」と答えてしまう
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自分の欲求を明確にしない
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自分のお金なのに自分のための物を買えない
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自分の欲しい物を選べない
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自分の欲しいものがわからない
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自分の欲求を素直に出している人を見るとイライラする
【刷り込みの場面】
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「あなたはお兄ちゃん(お姉ちゃん)だから」と言われて、いつもがまんをさせられた
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親のため、家庭の事情のために、欲しいものをがまんしなくてはならなかった
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両親から「欲しい、欲しいといってはいけない」「がまんするのは良いことだ」と言い聞かされた
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両親が自分の欲求を口に出せない人だった
リミッティング・ビリーフは、「自分らしい思考や感情、行動」を
実現しようとすると否定的に作用し、悩みや苦しみ症状等を作り出します。
そして「自分らしさ・本来の自分」から遠のいてしまうのです。
次回は 《自己重要感》に関するリミッティング・ビリーフ
「 成し遂げてはいけない」についてです。