タフティーメソッドで現実創造!意識のフレーム切り替えワーク実践ガイド
いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。今回は、最近たくさんのご質問をいただいている、ヴァディム・ゼランド氏の著作『タフティー・ザ・プリーステス』で提唱されている「タフティーメソッド」について、ブログ読者の皆さんがすぐに実践できるように、その核心である「フレーム切り替えワーク」を詳しく解説していきます。
このメソッドは、「頑張って何かを達成する」というよりも、私たちの日常の「意識」や「選択」を少し変えるだけで、思いもよらない現実が自然に動き出すという、とてもパワフルな現実創造の技術です。その中心となるのが、これからご紹介する「フレーム切り替えワーク」。
これは、自分自身の意識を「今、見ている現実」というフレームから、「望む未来の自分や場面」という新しいフレームへと、まるで映画のフィルムを切り替えるようにシフトさせるものです。
さっそく、具体的な手順を見ていきましょう。

ステップ1:今の現実を「心のスクリーン」に映す
まず、誰にも邪魔されない落ち着いた場所で、数回深呼吸をしてください。
そして、目を閉じて、頭の中に“心のスクリーン”を思い浮かべます。そこに、今この瞬間の自分の状態を映し出してみましょう。どんな気持ちがするでしょうか? どんな体の感覚がありますか? どんな状況にいますか?
このプロセスは、自分の日常が、ただの「事実」ではなく、自分が無意識に選択している“映画のワンシーン”に過ぎない、と気づくための重要なステップです。映画のワンシーンだと認識することで、私たちはそのシーンを「選択して」見ているという自覚を持つことができます。これが、現実を能動的に創造していくための第一歩です。

ステップ2:望む未来の「ワンシーン」を鮮明に思い描く
次に、心のスクリーンを真っ白にして、「本当はこうなりたい」「こんな現実を体験したい」と純粋に感じる、理想のワンシーンを映し出します。
ポイントは、「漠然とした理想」ではなく、「具体的なワンシーン」をイメージすることです。
たとえば、「お金持ちになりたい」ではなく、「新しい仕事で成果を出し、満足感に満たされながらカフェでくつろいでいるワンシーン」。
「素敵なパートナーが欲しい」ではなく、「大切な人と一緒に穏やかな休日の朝を過ごしているワンシーン」。
そのとき、五感をフル活用してください。どんな景色が見えますか? どんな音が聞こえますか? どんな香りがしますか? どんな触覚がありますか? そして何より、どんな気持ちがしますか? その瞬間、感じる「安心感」「喜び」「誇らしさ」といった感情を、できるだけ鮮明に感じ取ってみましょう。

ステップ3:未来の自分に「意識を合わせる」
タフティーメソッドの核となるのが、このステップです。ステップ2で描いた未来のワンシーンが、「まだ叶っていない」ものではなく、「もうすでに叶った」という感覚を全身で味わってください。
「すでにその体験のまっただ中にいる」と意図的に決め、未来の自分が感じているであろう感情やワクワク、安心感、誇らしさを、今の自分にしっかりと感じさせます。
まるで、未来の自分というラジオ局の周波数に、今の自分の意識をぴたりと合わせるようなイメージです。

ステップ4:意識を「新しいフレーム」に切り替える
ステップ3で未来の自分と周波数を合わせたら、意識をサッと今の現実に戻します。
このとき、「もう大丈夫」「私はすでにその現実にいる」と、心の中で優しく自分に言い聞かせてください。もし、再びネガティブな思考や、現実が思うようにいかないという感情が湧いてきそうになったら、その都度、「これは一時的な古いフィルムだ」と認識し、意識を「新しい、望む現実」のフレームに切り替える練習をします。
物理的なステップとして、その新しい自分らしい行動や一言、小さな習慣を実際にやってみることも非常に効果的です。たとえば、理想の自分が着ていそうな服を着てみる、理想の自分が言いそうな前向きな言葉を口にしてみるなど、「フリをする」ことで、現実の流れはより早く変わり始めます。
タフティーメソッドを日常に取り入れるコツ
このワークは、1回やったら終わりではありません。朝起きたときや、寝る前、仕事の休憩時間など、日常のちょっとした切れ目に何度でも繰り返してください。
繰り返すことで、私たちの意識は「望む現実」という新しいフレームに少しずつ慣れていきます。すると、現実が自然と、思い描いた流れにゆるやかに近づいていく体感がどんどん増えてきます。
まさに、現実という映画の脚本家であり、監督であるのは、あなた自身なのです。
タフティーメソッドは、「頑張って変えよう」とする力みは不要です。ただ、「意識を望む方向へ向ける」というシンプルなアクション。ぜひ、今日からあなたの日常にこのパワフルなワークを取り入れてみてくださいね。