私たちの物の見方や考え方、感じ方を制限する「信念」や
「思い込み」のことをリミッティング・ビリーフと言い、
全部で24つあります。
下記から自分に当てはまるものがあるかをチェックしてみてください。
1つでも当てはまるものがあれば、リミッティング・ビリーフを
無意識に持っている可能性があります。
複数当てはまる方や1つでも深く当てはまる方は、よりその可能性が高くなります。
1・《生存》に関するリミッティング・ビリーフ
《生存》に関するリミッティング・ビリーフは5つあります。
【リミッティング・ビリーフ】 ありのままの自分であってはいけない
【主訴】
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「ありのままの自分ではダメ」と思ってしまう
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「誰々の様でないといけない」と感じる(成績、運動、身体、性格等の面で)
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「誰々のような容姿でないといけない」と感じる。特に、摂食障害の女性。容姿や服装、世間体に関して口うるさく、何にでもきちんとしている母親を持つ女性(女の子)に多い
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「親が望むような自分でないといけない」と感じる
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「自分もお父さん(お母さん)の様でないといけない」と感じる
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劣等感が強い(「誰々と比べて私は・・・」)
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他人がほめられているのを見たり、聞いたりすると嫌な気分がする
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過剰な競争心
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自分は何かが違うような気がする
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理由なく自分に罪悪感を感じる
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対人恐怖症
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解離性同一性障害(いわゆる多重人格)
【刷り込みの場面】
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親が他の兄弟、姉妹、他の子ばかりを可愛いがった、ほめた
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親から、いつも他の子と比較された
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「だからお前はダメ」といったように、親から人格的に否定された
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何でもきちっとしている模範的な母親(父親)を見て育ち、
「自分も女(男)として母親(父親)のようでなければならない」と思い込んだ -
容姿や服装等の見た目に関して口うるさい親に育てられた。
特に、摂食障害の女性(女の子)
リミッティング・ビリーフは、「自分らしい思考や感情、行動」を
実現しようとすると否定的に作用し、悩みや苦しみ症状等を作り出します。
そして「自分らしさ・本来の自分」から遠のいてしまうのです。
次回は 「 自分の性別であってはいけない 」についてです。