私たちの物の見方や考え方、感じ方を制限する「信念」や
「思い込み」のことをリミッティング・ビリーフと言い、
全部で24つあります。
下記から自分に当てはまるものがあるかをチェックしてみてください。
1つでも当てはまるものがあれば、リミッティング・ビリーフを
無意識に持っている可能性があります。
複数当てはまる方や1つでも深く当てはまる方は、よりその可能性が高くなります。
1・精神・身体》に関するリミッティング・ビリーフ
このビリーフは5つあります。
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くつろいではいけない【主訴】
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のんびり、だらだらできない。のんびりすることに罪悪感を感じる
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横になって身体的に休むことはできるが、心からくつろげない
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ついガンバリ過ぎてしまう
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くつろいでいると、自分の居場所がないと感じる
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(非定型ではない)定型うつ病の人(うつ病で休んでいる自分を責める。うつ病なのに休めない)
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肩コリ、首コリ(つねに過緊張の状態)
【刷り込みの場面】-
くつろいだり、ダラダラしていると怒られた(「ダラダラしてないで、ちゃんと勉強しなさい」等)
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「自分だけくつろいではいけない」と思った(なぜなら、「大変そうにしている親に悪いから」等)
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両親がくつろいだり、ダラダラしない人だった(「平日は仕事、週末もずっと家事で働きずくめの母親」)
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親からの汚染(「努力の先に栄光あり」「天才とは1%のひらめきと99%の努力である」等)
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リミッティング・ビリーフは、「自分らしい思考や感情、行動」を
実現しようとすると否定的に作用し、悩みや苦しみ症状等を作り出します。
そして「自分らしさ・本来の自分」から遠のいてしまうのです。
次回は 《自己重要感》に関するリミッティング・ビリーフ
{重要な存在であってはいけない
(何かができる自分には価値があるが、
ありのままの自分には価値がない)」についてです。