私たちの物の見方や考え方、感じ方を制限する「信念」や
「思い込み」のことをリミッティング・ビリーフと言い、
全部で24つあります。
下記から自分に当てはまるものがあるかをチェックしてみてください。
1つでも当てはまるものがあれば、リミッティング・ビリーフを
無意識に持っている可能性があります。
複数当てはまる方や1つでも深く当てはまる方は、よりその可能性が高くなります。
1・精神・身体》に関するリミッティング・ビリーフ
このビリーフは5つあります。
特定の感覚、感情について感じてはいけない
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「怒り」「悲しみ」「恐れ」「喜び」「幸せ」を感じない
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自分の感情がわからない
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周りの人の感情に合わせてしまう(「あーそうよね」)
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人と同じ感情を感じてしまう(同一化)
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思考ばかりしている
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周囲の出来事に対して、いつも第三者の立場で客観視している
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代替感情を使う(たとえば、「悲しみ」を抑圧して「イライラ」する。「怒り」を抑圧して「ニコニコ」する等)
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痛みや満腹感、空腹感、味覚(甘い、辛い)といった「感覚」を感じない
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摂食障害(《自分が感じたいように感じてはいけない。母親が望むように感じなければならない》というリミッティング・ビリーフによって自分の感情を抑圧している女性が、過食・嘔吐を繰り返すことによって、感情を抑え込んだストレスを発散しているケース)
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心身症
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「怒り」の抑圧 →「胃痛」「頭痛」「腰痛」「かゆみ」「不整脈(心臓関連)」等
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「恐れ」の抑圧 →「何も感じなくなる」「強迫神経症(洗浄恐怖、確認恐怖等)」「強迫観念」「恐怖症」等
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「悲しみ」の抑圧 →「自律神経失調症」「頭痛」等
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感情を出すと抑えが効かなくなる自分に恐怖を感じた
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感情を出したときに笑われたり怒られたりした
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親が感情的になる人を否定していた
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親から特定の感情を感じることを禁止されていた(「男(女)の子は泣いて(怒って)はいけません」)
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親のために感情を表すことをがまんした(「私が泣くと、病気のお母さんが辛くなるから」)
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親の感情の面倒を診てきた(母親がうつ病だったので、私はいつもニコニコして何でもないように振る舞った)
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いつも怒ってばかりいる短気な親が怖かった(「怒ることは悪いこと」と決めた)
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いつも怒ってばかりいる短気な親が嫌だった(「私は絶対に怒らない」と決めた)
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いじめや虐待を受けて、あまりの辛さから、すべての感情・感覚を抑圧する(感じないようにする)ようになった
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両親が感情を自然に表現しない人だった
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両親が幸福感を感じたり、ものごとを楽しんだりしない人だった
リミッティング・ビリーフは、「自分らしい思考や感情、行動」を
実現しようとすると否定的に作用し、悩みや苦しみ症状等を作り出します。
そして「自分らしさ・本来の自分」から遠のいてしまうのです。
次回は《精神・身体》に関するリミッティング・ビリーフ(5つ)
「楽しんではいけない 」についてです。