NVC(Non Violent Communication: 非暴力コミュニケーション)

NVC

NVC/共感的コミュニケーションとは・・・

『NVC』というのはマーシャル・ローゼンバーグという
アメリカの臨床心理学者が体系づけたコミュニケーションの方法で
『Nonviolent Communication』の略称です。
日本語では『非暴力コミュニケーション』と訳されます。

共感的コミュニケーションには基本の文法として4つのプロセスが存在します。
以下がその4つです。

1. 観察(Observation)
日々身の回りで起こる事象は自分にどんな影響を及ぼしているのかを観察する。
ここでは評価や判断を交えずに、起こっていることをありのままに受け止める。

2. 感情 (Feeling)
感情は自分が何を大事にし必要としているのか(ニーズ)を教えてくれる
サインとなる。自分の必要とするものが満たされていれば心地よい感情として現れ、
反対に満たされていなければ心地悪い感情として現れる。

3. ニーズ (Needs)
必要としているものが明確になると、その必要を満たすことができる。
NVCでいうニーズとは全人類共通のニーズのことであり、
世界中の誰しもが必要とし得るニーズを指す。

4. リクエスト(Request)
自分の必要を満たし、理想を実現するために誰かにお願いすることもできる。

NVCの講座では上記の4つを学び日常で実践することができるように
学びますが、私が一番難しく感じたのは、1. 観察(Observation)
そして、次に難しく感じたのは、4. リクエスト(Request)でした。

なぜ、1. 観察(Observation)が難しく感じたのか?

出来事が起きた時・・・
例えば、
彼女の仕事は締め切りに間に合わないだろう。
 ↑これは、評価・判断をしている。
彼女の仕事が締め切りに間に合うとはわたしは思わない。
 ↑これは、評価・判断を切りなはしている。

評価・判断を一緒にしてしまうと相手は
批判されたと受け止める可能性がある。

〜NVC・人と人との関係に命を吹き込む法より〜
 ↓↓

こうしてみると、知らず知らずのうちに、
常に相手の行動や言った事に対して、
評価・判断しているなと思いました。

評価・判断をしないで伝えるというのは、
誰が見ても同じ状況、例えば、カメラで
パシャッと写真を切り取った風景。
これは、誰が見ても同じ風景に見えます。

それと同じように相手の行動や言った事を
伝えることが大切と学びました。

日々繰り返し、訓練が必要ですね。

NVCを学んでから、まだ1年ぐらいですが、
少し、共感的コミュニケーションが出来てきたかと思います。

 

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